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何になる?

子供の頃、節目になるとよく

「将来の夢」や

「何になりたいか?」

を言わされたり作文に書かされたりした。


そういう質問を、私は何かとても強迫的に感じていた。

大人になったら、必ず「何か」にならなきゃいけないかのように。

何も夢がないのは、いけないかのように。

そして、何かになる事が、大人になる事かのように。


目標を持ち、それに向かって勉強、努力し、

何かになっていく中で、まるで今とは違う自分になれるかのように

漠然と感じていた。

強迫的に。


自分の将来は、今の自分が歩いている道の延長線上にいるはずなのだが、

「自分」というものがよく分からず、

いくら思い描こうとしても、ぼんやりと霞がかかっていて

いくら目を凝らしてみても見えなかった。


そして現実は、ちっともやりたい事も見つからず、

いつも迷ってばかりで、進路も行き当たりばったり。

自分は何をやって生きていったらいいのか、

ちっとも分からないままだった。


今の私は、

ひたすらに「自分」になっていこうと思っている。

      どこまでも「自分」になっていこう、と。


立派な「何か」になるんじゃなく、

      「ただの自分」になろう、と。


違う自分になるんじゃなく、

       とことん「自分」になろう、と。


それは、もっともっと「良い自分」になっていく事じゃない。

ただただ自分自身になっていく事。


昔は上ばかり向いていた私のベクトルは、

今は下へ下へと向いている。

自分を深く、もっと深く知っていきたいと。


無理して「何か」になる必要なんかなかった。

ただ「自分」になればそれで良かったのだ。

今は、そう思っている。





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No title

六花さんへ

あたたかい言葉ありがとうございます。
初めてのことだから不安で仕方ない とその分差し引いて甘めに見てあげる!
こころがすうーと楽になりました。

娘は学校から帰るとぐったりでそのままベッドで朝まで寝ることが続いてます。
六花さんの言われる通り少しずつ慣れていくと思います。
時間が解決してくれると思います。
ゆっくり待ってあげたいです。

六花さん、本当にありがとうございます😊



おふくさんへ

おふくさんへ。
も少し。追加です。

「初めてのこと」には本当に不安が必要以上に付きまとうものです。
娘さんも、初めてだらけで不安定になるかもしれませんが、
少しづつ慣れる中で落ち着いていかれると思います。
親も、初めての子の初めて体験は同じように不安になりますね。
「状況が分からない、見えない」っていう事は本当に不安を呼びます。
「初めてだから不安で仕方ない。」とその分差っ引いて、
自分や娘さんを甘めに見てあげてくださいね!



Re: No title

おふくさん。
コメントをありがとうございました。

事実を丁寧に見る事の大切さが分かっていただけて、本当に良かったです。
私達神経質は、悲観上手ですよね。本当に。
同じ現実を見ていても、悪いほうばかり拾ってしまう。
そこから最悪の展開まで思い描いてしまい、不安に陥ってしまう。
理想と比べてしまうから、出来ている事実もとても軽視してしまう。
「最悪の展開」も「理想的な自分」も、どっちも非現実的に考えが飛躍していますよね。

私も本当にそんな思考回路で、非現実な観念にばかり振り回され、足元の地道な事実が見えていませんでした。
事実を丁寧にみるようにしてから、足が地に着いている感覚を覚えるようになりました。
気付かれて、とても良かったな、と思います。

そして、うちの息子ですが、実は
新年度始まりましたが、学校に行かなくなってしまいました。
もう今日でまるっと一週間休んでしまいました。.....。
あ~~~あ。偉そうなこと書いたのに、
おふくさんを不安にさせるつもりはないのですが、我が家のこれが現実です。
毎日毎日どうしたらいいのかと、揺れながら、悩みながら、心配しながら、
時々あ~~~も~~~やだ~~~とか思いながら、本人と話したり、
先生と話したり、しています。

最悪な風に考えてしまう時ももちろんあります。神経質ですから。
でも、そういう時、やっぱり私は事実にしがみつくようにしています。
現実の息子から乖離して、自分の思いだけになってしまわないように気をつけている自分がいます。
森田をやっていて良かったと、本当に今助けられています。

No title

六花さんへ

いつもありがとうございます。
娘の新生活が始まりました。

何かと不安が押し寄せますが、六花さんのコメントにあった、事実を丁寧に見ていくことを実践しています。

不安は不安で仕方ないこと。
事実を丁寧にみると落ち着きます。
妄想の世界から現実の世界にもどれます。

やってみて分かったのが今まで本当に理想ばかり見て、事実は見ていなかったんだということ。

出来ない事ばかり数えて落ち込んで、できることには目も向けてなかったこと。
欲が深いです。私。

すぐに理想を見てしまいますが、またまた癖がでた!ホントできないこと見つけるの上手だわ~となりたいです。

事実を丁寧にみること、まさにあるがままですね。

せっかく大切な気づきをいただたので、行動していきたいです。
ありがとうございます。






Re: No title

おふくさんへ。
こんにちは。
素直な思いを書いてくださりありがとうございます。

そうですか~。この春高校に入学されたんですね。おめでとうございます。
私も思い出します。2年前、息子が高校に入学した日の事を....。
本当に私も苦しかったです。息子は抑うつ的になってしまって。
高校って、初めて自分で選んだ道。そしてクラスメイトのほとんどが初めましてですよね。
息子はそこですごい不安になってしまって....。
やっていけるだろうか、と私が不安に取り付かれ、発見会の先輩に相談もしました。
正直に言うと、この2年間息子はずっと崖っぷちです。でも、振り返るとあまり休む事もなく、
なんとか通いました。それもまた事実です。
あと1年。それもまだ息子を見ていると私は不安です。

「理想の自分を本当の自分だと思い、現実の自分を受け入れられない。」その苦しさは私も本当にそうだったので、よく分かります。
事実を丁寧に見ていくことも大事かな、と思っています。
見たくない事実もあると思います。でも、見ていてもスルーしてるような事実もあると思います。
私の場合、息子がちゃんと「ご飯を食べた」「眠っている」「誰かと電話で話している」など、一個一個の事実を指差し確認するように、確認したりもしていました。
あとは本人と話したり、旦那に聞いてもらったり、発見会で話したり...そうして自分の狭い視点に気付かされたこともありましたし、単なる思い込みだったと気付かされることもありました。
それで不安がなくなるわけではありませんが、自分の観念だけでいっぱいにならないよう、少しづつ現実と刷り合わせながら、何とかかんとかやってきたように思います。
おふくさんが具体的にはどんな事で娘さんのことを心配なのか分からないので、参考になるか分からないのですが。

よろしかったら、非公開コメントにする事も出来ますので、そちらに書いてくださってもいいです。
その場合、返事は公開になってしまうので、返信先のアドレスなどを書いていただけると助かります。


No title

六花さんへ

4月から高校生になる娘がいます。
親として静かに見守ることができず、
毎日不安に揺れ動いてしまっています。
なんとかしようとして、もがいているのかもしれません。
できないことをしようとしているのかもしれません。

前回、今回の記事はぐっときました。

私は「理想の自分理想の子ども」を本当の自分だと思い込んで信じ苦しんでいます。受け入れられないんですね。
でも理想の自分なんて実際いないし、現実にいるのはここにいる私だけ。そう、あるがままの自分。望ましい私や望ましい子どもは幻にすぎない・・・

望ましい人を演じること止めて本当の自分に戻ること。

あるがままの私や子どもを好きにならないで幸福になることはできない。

子供時代から背負ってきたかくあるべしや~しなければの荷物を降ろして、本来の自分になっていきたい。

そして、自然な形で私なりのやり方で、子どもなりのやり方で社会に貢献できる人になりたいし、そうなってほしい。
別の人になるのでなく、本来の自分のやり方で…

すみません。自分の今の思いを書いてしまいました。

六花さん、改めて気づきをありがとうございました。
日々の生活、自分のできることに努めていきます。



プロフィール

六花

Author:六花
ブログへようこそ。
六花と申します。
10代の頃から神経質症に陥り
30代でうつになりました。
今は森田療法のおかげで、元気に暮らしております。
そんな体験からこのブログを始めました。
日本由来の森田療法を多くの方に知ってもらいたいと願っています。

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