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先輩

私が神経症が良くなった当初、いやその前でも、

少し自分に元気がある時は、

集談会で言える事は言おうと、

人の悩みに対して、思うことを言っていた時期があった。

(言ってあげることが、その人のためと思っていた。)


時には、全く自分の価値観や考え方と合わず、

口調がきつくなってしまったり、

諭すような事を言ってしまう時もあった。

(気付かせてあげよう。と思っていた。)


言ってしまって、

相手の反応を見て、

しまったと思うのだが、

出た言葉は引っ込められない。


そんな時、

いつもそんな私をフォローしてくれる方がいた。

「きっと六花さんはこういう事が言いたかったんじゃないかな。」

とオブラートに包み直して、

相手に伝えてくれたりした。


私はその方から、

「あなたの言い方は間違っているよ。」

「そんな言い方では相手に伝わらないよ。」

などと一度も叱られたことがない。


いつも、

「そうだね。そういう考え方もあるね。」

「そうそうよく分かるよ。」と受け止めてくださって、

「でもね、こういうこともあるかもよ。」

「私はこう思うよ。」

などと言ってくれる。


私は、叱られたことはないけど、

そういう事のあった日は、家に帰っていつも猛烈に反省した。


私はだんだん、自分の純な心が感じることでも、

他人の人生に関することは、

口に出す前に疑ってみるようになった。

言いたいことが浮かんでいても、

奥歯を食いしばって、言わない努力をした。


それは、私が生きてきた狭い価値観から出てくる感情だ。

他人のそれとは全く別物である。


分かっていたつもりだったけど、

全然認識が甘かったと思う。

相手を自分の物差しで計り、裁くようなことをしていた私を

その方は、一度も叱ることなくゆっくりと気付かせてくれた。


続く...




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プロフィール

六花

Author:六花
ブログへようこそ。
六花と申します。
10代の頃から神経質症に陥り
30代でうつになりました。
今は森田療法のおかげで、元気に暮らしております。
そんな体験からこのブログを始めました。
日本由来の森田療法を多くの方に知ってもらいたいと願っています。

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