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母になる

昨日の続きです...


そして、

その子に逢って、私はなんだか妙に納得していた。

こういう子どもの純真無垢な可愛さにほだされて、

女はついつい子どもを産んじゃうのだと。

(あ、もちろん私の場合です。みんなじゃありません。)

 

私はずっ~と不思議だった。

対人恐怖で、緊張の強い私が、

子どもを産むという事に、あまり迷いが無かった事が。


神経質で、何でも先回りして考える私が、

なぜ子どもを産むことに関してそれが働かなかったのだろう、と。

そして産んで初めて事の重大さに気が付いたのだが。


その事に、この日納得したのだ。

きっと友達や親戚の赤ん坊を見るにつけ、

そのキラキラした命の美しさに騙されて

不安のアンテナが鈍ったのかもしれない。

育児の大変さを聞いても

あまりちゃんと耳に届かず、

こんなに可愛いんだから、きっと何でも乗り越えていける!とでも、

思ったのかもしれない。


それを、母性というのか、ホルモンのいたずらなのか知らないが、

とにかく、私はそんな風にして

不安感よりも、きっと大丈夫!という妄想の中で母になったのだ。

脳が騙されたのだ。

上手くできているな~、と思う。


だってそうでなかったら、

「子どもを産み育てる」などという大事業に挑む人などいなくなってしまうだろう。

だからそれでよかったのだ。


騙されて、妄想の中で母になり、

育児する中で、すぐにハタと現実の厳しさに引き戻され、

泣いたり笑ったりしながら(断然泣くほうが多かったけど)

私も子どもと一緒に成長してきたんだ。


通常の感覚で判断し、選択できていたら、

私は子どもを産むという選択をしていなかったかも知れない。

おかげで、いろんな苦労も背負い込むけれど、

子どもがいたから突入できた恐怖もいっぱいあった。


あ~人生は不思議だ。

人生は何に支配されているのやら分からん。


だって、その時高2の息子は、始終シラ~っとしていた。

(これが彼の通常モードではあるけれど)

かわいいから抱っこしてみ~!と言っても

一ミリも動こうとしなかった。

旦那も冷静沈着だった。


私と娘だけがヒ~ヒ~言って、その子に夢中だったのだ。

完全に洗脳状態である。

怖いわ~。

あんなあどけない顔して、脳に訴えてくるとは。

でも、洗脳だろうがなんだろうが可愛いもんはカワイイ。


女は感情の動物とか言われている。

カワイイ!それが全てだ。

それでいいのだ。


女が理詰めで考えていたら

きっと人類はとっくに滅びている。





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プロフィール

六花

Author:六花
ブログへようこそ。
六花と申します。
10代の頃から神経質症に陥り
30代でうつになりました。
今は森田療法のおかげで、元気に暮らしております。
そんな体験からこのブログを始めました。
日本由来の森田療法を多くの方に知ってもらいたいと願っています。

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