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森田先生の人生

岩田真理さんの本の続きです。(12/14の続きです)


それまでは、森田先生の遺した言葉たちを読んで、

必死にその意味をつかもうとしても、

先生の言わんとする事は、

言葉は理解できても、なかなか実感は出来なかった。

一個一個の言葉の意味をひねくり回してみても、

言葉にとらわれることになり、無意味だった。


岩田真理さんの本は、

その一片一片の言葉の隙間を埋めてくれるようなモノだった気がする。


森田先生は、「あるがまま」や「純な心」を

言葉ではほとんど表現しなかった。

おそらく、

言葉にした途端、その言葉の持つ枠の中におさまってしまったり

聞く人によってその解釈が異なったりするからじゃないだろうか。


そして私達神経質者は、

そうやって枠に当てはめてみる事が大好きだ。

あるがままや、純な心は、

枠にはめた途端、命を失って地に堕ちていく。


いつもふわふわと揺れ動いているもの

どんどん移り変わっていくもの。

予想だにできないもの。

言葉でなく「感じ」でとらえるもの。


森田先生は、

自分の生活の全て、人生の全てでもって

それを神経質者に示そうとした。

体の違和感や、心の微妙な変化や、世間の目や。

それらを過度に気にし、とらわれ、がんじがらめになって

人生を生きられない、神経質者たちに

生きるとは、あるがままとは、純な心とは、

を全身全霊でもって教えていったのだ。


何という人生だろう。

何という情熱だろう。

何という愛情だろう。


(もう一回は書いてみたい。)

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Re: No title

いかたろうさん、
コメントをありがとうございます。

自分に正直に生きる。
自分を欺かない。とても大事ですよね~。

No title

貴重なご意見ですね。僕のつかんだ認識では、自分に正直に生きること。いかたろうは、いかたろうとして生きればいいと、森田先生に教えられたような気がしています。
プロフィール

六花

Author:六花
ブログへようこそ。
六花と申します。
10代の頃から神経質症に陥り
30代でうつになりました。
今は森田療法のおかげで、元気に暮らしております。
そんな体験からこのブログを始めました。
日本由来の森田療法を多くの方に知ってもらいたいと願っています。

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