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フロイトと森田先生...②

そんな森田先生と、フロイトが直接対決で論争することは無かったが、

日本の学界の中では、いつも激しい討論になっていたようだ。

日本に初めてフロイトの「精神分析法」を紹介した、

丸井清泰教授VS森田先生。

学会内でも、二人の激しい論争を知らない者はないくらいだったそうで、

お互いに一歩も引かない、言わゆる大喧嘩だったとか。


もちろん、森田先生も「精神分析法」の全てを否定していたわけではない。

神経症に関しては、「精神分析法」はあまり意味がない。としたのだろう。


神経症は、当時「神経衰弱」と呼ばれ、不治の心の病のように扱われており、

医師によっては、絶対安静などの処置がとられ、神経症を悪化させている事例もたくさんあった。

森田先生は、それら神経質者達を外へ引きずり出し、

活動させる事で、治す事が出来るようになったのだ。


養育環境や生い立ち。または原因。

それは、森田療法では「不問」と言われている。

そこは、必ずしも解決しなくても神経症は治る。

(神経症に限っています。ヒステリーなどほかの症状は分かりません)


私は体験的に、その事は良く分かる。

私の場合、おそらく対人恐怖になった大きな要因は

母親だと思う。

かくあるべしが強く、容赦のない母だった。

思春期以降、特に神経症を発症してからは、母を恨んだ。

でも、いくら恨んでも、いくら憎んでも、

原因がそこにあると、分かっていても

神経症は良くならなかった。


自分の人生を自分で引き受けて、自分の足で一歩一歩歩いていく。

神経症は、その事でしか良くはならない。

そう教えてくれたのは、森田療法だった。


一見「厳しい」と言われる森田だが、

森田かぶれの私としては、森田はとても「優しい」のだと思っている。

「易し」くはないが、「優しい」。


人間の「心理」は、複雑で難しいが、

自然の「真理」は、シンプルで優しい。

              (ややこしい事書いたかな...(´∀`*;))


分析する必要はない。

犯人(理由)探しをする必要もない。


いつでも、今自分の立っている場所から出発すればいい。


親を責めなくていい。

誰のせいにしなくてもいい。

全部、自分で背負っていけばいい。

一人一人、ちゃんと完結できる。


そんな森田療法が、私はやっぱり心底好きだ。





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プロフィール

六花

Author:六花
ブログへようこそ。
六花と申します。
10代の頃から神経質症に陥り
30代でうつになりました。
今は森田療法のおかげで、元気に暮らしております。
そんな体験からこのブログを始めました。
日本由来の森田療法を多くの方に知ってもらいたいと願っています。

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