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思想の矛盾

臨床心理士の岩田真理さんが、

ブログに、「森田では、症状が気にならなくなり、

生活に支障がなくなったところが、ある意味、神経症者のスタートラインだ。」

と書いていた。


その意味は今、すごく分かる。

症状が取れてからの方が、

確かにずっとたくさん森田の本を読むようになった。

発見誌も、興味深く読むようになった。

症状に苦しまなくなってからの方が、

多面的に、森田に支えられている。


今でも、たくさん悩む。

些細なことで。いろんな事で。

子どもに関しては、

不安すぎて、とらわれる事も時々ある。

つくづく自分の神経質性格を思い知らされる。

思考回路が、出来上がっていることを知る。

思想の矛盾もしょっちゅう。

頭の中でついつい、思考が走り出す。

こないだは、

「じいちゃんばあちゃんが、もしいなかったら

もっと、いろんな事を居間で自然に話せたかも...

そしたら、息子も、もう少しいろんな事話していたかも....」と考えてしまった。

どうしても、祖父母が同じ空間にいるだけで、

話せる話は限られてくる。

その話は、二人が寝てからにしよう、とか、

子ども部屋でしよう、となる。

もっといつでも、家族だけで心置きなく話せる環境があったら、

もう少しいろんな事が、マシだったかも、と考え出すと

次から次へと考えは展開して行き、いろんなことを祖父母のせいにしてしまう。

思考の世界は、さもまことしやかに迫ってくる。

そういう時、あっと気付いて戻ってくる。


現実、どうにもならない事も、

思考の中なら簡単に飛び越えられる。

でも、現実は何一つ簡単じゃない。


現在、ボロボロの現実。駄目すぎる事実を目の前にすると、

思考の世界は魅力的だ。

おそらく、その現実のままでいるのが、辛いから、

思考に逃げているのもあるだろう。


思想の世界に陥らない。

大事なことは、

立派に生きることではなくて、

ボロボロのまま生きていくことだ。


破れかぶれでも、笑って生きることだ。


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プロフィール

六花

Author:六花
ブログへようこそ。
六花と申します。
10代の頃から神経質症に陥り
30代でうつになりました。
今は森田療法のおかげで、元気に暮らしております。
そんな体験からこのブログを始めました。
日本由来の森田療法を多くの方に知ってもらいたいと願っています。

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